エディ・スリマンが手掛ける新生セリーヌのシンボルであるとともに、セリーヌが長年培ってきたクラフツマンシップを強調するクリエーションとして誕生した「16(セーズ)」。ネーミングは、改装を経て2014年よりセリーヌの本社およびアトリエの拠点となっている、パリ・ヴィヴィエンヌ通り16番地にある17世紀に建設された由緒ある建築”THE HOTEL COLBERT”に由来する。
PVHコープ(PVH CORP以下、PVH)が擁するカルバン・クライン(CALVIN KLEIN)のスティーブ・シフマン(Steve Shiffman)最高経営責任者(CEO)が6月10日付で退任した。新CEOには、北米事業のカルバン・クライン・ノースアメリカ(CALVIN KLEIN NORTH AMERICA)やアンダーウエア事業を率いてきたシェリル・アベル・ホッジズ(Cheryl Abel-Hodges)社長が同日付で就任した。
トビリシ出身で、トビリシ美術大学(Tbilisi State Academy of Arts)を卒業したばかりの22歳のアナノ・D・バークラッツェ(Anano D.Barkladze)は、独自に開発した素材とニッティングの手法を用いたニットウエアをデザインしている。今回の「MBFWT」ではショーを開催しなかったが、ショールームの一番奥のスペースで19-20年秋冬コレクションを展示した。周囲のブランドはラックに服を掛ける一般的な展示方法であるのに対し、バークラッツェはコレクションの着想源となった自然の風景をドライフラワーで再現したり、マネキンを持ち込んで洋服を着せたりするなど、イメージを明確に表現する試みが目を引いた。「セカンドコレクションとなった今季のテーマは“The Queen of the Night”。一夜だけ咲き誇り枯れていく花のような、はかなく美しく神秘的な女性像を表現した」と、コレクションについてバークラッツェは説明した。
リトル・シムズは、ナイジェリアにルーツを持つ1994年生まれのイギリス人。16歳の頃から楽曲を制作し始め、20歳の時に発表した無料EP「AGE 101」で脚光を浴びると、翌年にはデビューアルバム「A Curious Tale Of Trials + Persons」をリリース。すると同アルバム収録曲の「Wings」がiPhone 6sのCM(一部地域限定)に起用されたことをきっかけに、米経済誌「フォーブス(Forbes)」が毎年発表している「30歳以下の欧州で活躍するアーティスト」と「2016年注目のヒップホップ・アーティスト」に選出され、ローリン・ヒル(Lauryn Hill)のツアーで前座を務めるなど、グローバルで注目を集める存在となった。